あとforgeだけかと思ってたら
prevailってのも[英検1級]文で覚えるプラス単熟語に掲載されてありました。
このテキストの単語全部覚えたら新聞などの記事が読みやすくなりそうです。
今日も日本語訳に挑戦。ちょいと長いのでちまちまと分けました。ゆえに途中とぎれとぎれです。
The lack of a clear consensus among critics and audiences left the potential for an Oscar night in which the top awards were scattered in every direction.
批評家と観客のあいだにはっきりとした意見の一致がなかったゆえ、上位の賞があっちゃこっちゃとっちらかってしまう可能性大のオスカーナイトでした。
Among other things, the evening promised to be a tug of war over sensibilities:
とりわけ、感受性における争いになることは必至でした。
a tug of war: いわゆる綱引きのことですね。"war"ってそんな大げさな…っていつも思ってしまいます。「感受性における争い」って…自分で訳してみたものの非常に変。日本語訳って難しいです。
Academy voters were being asked to choose between the nihilism of “No Country for Old Men,” in which the serial killer prevails;
アカデミー賞の審査員たちは、連続殺人犯が圧倒的な「ノーカントリー」のニヒリズムや…
prevail: (伝統やしきたり等が)広まるとかいう意味もありますが、やはりここでは「勝る」とか「優勢な」とかちゅうことでしょう。なんせこんな感じですから。
the hopeful spunk of “Juno,” in which a pregnant teenager forges her own solutions;
妊娠したティーンネイジャーが自分自身の解決策になんじゃかんじゃで辿り着く「ジュノ」の将来性のある若気の至りや…
spunk
"a quality of spirit that enables you to face danger or pain without showing fear "とありますのでsprit, courage, nerve等に置き換えられましょう。ここではエーガの内容を考慮して若気の至りとしました。
forge
鍛造するとか偽造するとかいう意味もありますが、まさか妊娠したティーンネイジャーが鉄を熱いうちに打ったり、偽札作りにせいを出したりしないでしょう。そんな気骨のある妊婦がいたらいいな…とは思いますが。というわけでここでは、"To give form or shape to, especially by means of careful effort"の意味でforgeが使われていると見なします。この"specially by means of careful effort"ってところにforgeという単語の特徴を感じます。関西では「なんじゃかんじゃ(なんやかんや)やってみて」と表現します。便利な表現です。
or, perhaps, a saga of childhood betrayal and lives destroyed, in “Atonement,” set against the backdrop of British retreat in the early days of World War II.
あるいは、「つぐない/Atonement」の第二次世界大戦勃発当時のイギリスの避難所を背景に描かれた子ども頃の裏切りとめちゃくちゃにされた人生の物語から選ぶよう求められていました。
backdrop
この「バックドロップ」ではありません。
元記事はこちら。
では股!
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