Aug 5, 2007

DIE HARD

やっと「4.0」観てまいりました。
毛は完全になくなっておりましたが老いて益々ダイハード。
第一作目1988年公開(アメリカ)から、なんと17年!
ちなみにオリジナルタイトルは「LIVE FREE OR DIE HARD」です。

でも今日のエーガは「4.0」ではなくて第一作目です。
もちろんこの第一作目には、えぇ、毛がございますとも、ございますとも。
でもその後1990年にワシントン・ダレス空港で、1995年には地元ニューヨークでえらい目におうてます。そら、毛もなくなります。毛のことはきっと他の誰かがもっと掘り下げて言及されているだろうから私はこれくらいにしておきますけど。

とにかくマックレーンがおぼこい!「4.0」では、経験値高過ぎで終始ふてぶてしく、人を殺すにも躊躇いたしやしまへん。その分ジャスティン・ロング演じるオタクハッカーが思う存分びびりまくってますけど。

人質の社長を見殺しにしてしまった自分を責めるとこなんてとても青臭い感じでいいです。
"Why the fuck didn't you stop him, John? "
「なんで止めに入らんかったんや?」
"Cause then you'd be dead, too, asshole."
「自分も殺られてまうからやろ、あほんだら」
ジョン・マックレイン自問自答です。

こんな極限状態じゃなくとも普段の会話で「自問自答」結構活躍します。

例えば…

彼氏と口論中にひどいこと(例えば「この**カス野郎!」など)を言ってしまったあなたは「アタシったらなんであんなことゆっちゃたんだろ…」とともだちに愚痴ってます。

"Why did you say that?"
「なんでそんなことゆうてもーたん?」

口論の最中に出る言葉に大した理由なぞないのが世の常。
でも"I don't know..."だけでは愛想がない。

"Why did I say that? I am the one who wants to know why."
「なんでそんなんゆうたかって?そんなん私が知りたいっちゅねん」
なんてどないでしょう?
(人称を変えるのをお忘れなきよう。)

答えを頭の中で探している時の時間稼ぎにもなるし。

あともう一つ便利な表現。
”put 誰々 on the line/the phone”
「誰々にかわって」
無線でやり取りをするシーンが多いのでこの表現がよく使われています。
電話でも使えます。

例えば、実家のお母ちゃんと電話で話をしています。そういえばお父ちゃんにも言っておくことがあります。

"Is there Dad? Can you put him on?"
「お父ちゃんいる?かわってもらえる?」

あ、お母ちゃんにひとつ言い忘れてました。
"Put Mom back on, Dad."
「お母ちゃんにもっかいかわってちょ」

一作目を改めて見てみてこの映画がさらに大好きになりました。
自分がこの映画を最初に見た時、英語のテストで8点(もちろん100点満点のテストなのだ!)とるような人間だったこともついでに思い出してしまいました。ひえー。
でも同じ映画を時期をずらして何回も見てみると自分の英語の成長具合がわかるのでおすすめです。

ちなみに一番好きなシーンは、弟をマックレインに殺されて怒り狂っている假屋崎さんみたいな髪型の兄ちゃんにマシンガン持って追いかけられ逃げている最中、壁に貼られているピンナップガールの切り抜き(多分工事中のビルの作業員が貼ったやつ?)にちょいっと触れて "girls" なんてつぶやくとこです。「おいおいそんな余裕かましてる場合か〜?はよ逃げ〜や!」と見るたびにやきもきしてしまいますが、そういうアホなとこがいいんです、マックレイン巡査。



にほんブログ村 英語ブログ 洋書・映画の英語へ←ランキングに参加しています。よろしくお願いしまーす。

No comments: